router ospf
CiscoルータやCatalystのrouter ospfコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
router ospfコマンドを使うとルータコンフィギュレーションモードに移行します。
router ospfコマンドはOSPFを動作させる時に使いますが、OSPFを動作させるためにはIPv4ルーティングが有効になっており、インターフェースにIPアドレス等が設定されている必要があります。
構文
router ospfコマンドの構文は以下の通りです。
router ospf プロセス番号
プロセス番号は1〜65535までの範囲です。プロセス番号を変えて複数設定する事でOSPFプロセスを複数起動出来ますが、通常は1つだけ起動します。
デフォルトではOSPFは設定されていません。
設定例
router ospfの設定例は以下の通りです。
Cisco(config)# router ospf 1 Cisco(config-router)#
プロンプトがconfig-routerを含んだものに変わり、ルータコンフィギュレーションモードに移行します。
この後、OSPFを利用するインターフェースやエリアを設定します。
利用可能なモード
・グローバルコンフィギュレーションモード
削除
OSPFを無効にする設定は以下の通りです。
Cisco(config)# no router ospf プロセス番号 Cisco(config)#