hostname
CiscoルータやCatalystのhostnameコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
hostnameコマンドは、CiscoルータやCatalystにホスト名を設定する時に使います。
ホスト名を設定すると、プロンプトがホスト名を含んだものになります。このため、ホスト名をわかりやすい名前にしておくと、複数の機器がある時に見分けやすくなります。
例えば、複数のLANスイッチに同時にログインして設定を確認する時、どのLANスイッチの情報か見分けやすくなります。

構文
hostnameコマンドの構文は、以下のとおりです。
hostname ホスト名
ホスト名で使える文字にはドメインで使うホスト名と同じ制限があり、最大文字数は63文字、英字で始まり、途中は英数字と「-」、最後は英数字が使えます。
デフォルトのホスト名は、CiscoルータではRouter、CatalystではSwitchですが、Catalyst6500など一部の機種はRouterです。
設定例
hostnameコマンドの設定例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# hostname test test(config)#
上記はホスト名をtestに設定していますが、すぐ下のプロンプトがtestを含んだプロンプトになっています。
設定可能なモード
- グローバルコンフィギュレーションモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
test(config)# no hostname Router(config)#
上記でRouterやSwitchなど、デフォルトのホスト名に戻ります。
関連ページ
- 設定編「初期設定」
- Catalystのパスワード、ホスト名、TELNET、SSH接続などの初期設定について説明しています。