show ntp associations
CiscoルータやCatalystのshow ntp associationsコマンドについて、構文や表示された結果の見方を表示例交えて説明しています。
説明
show ntp associationsコマンドは、どのNTPサーバーと同期しているか、時刻同期がどのような状態かなどの情報を参照するために使います。
構文
show ntp associationsコマンドの構文は、以下のとおりです。
show ntp associations
表示例
show ntp associationsコマンドの利用例は、以下のとおりです。
Cisco# show ntp associations
address ref clock st when poll reach delay offset disp
*~10.1.1.1 10.1.1.5 2 30 64 377 3.2 26.232 1.232
+~10.1.1.2 10.1.1.5 3 20 64 377 7.6 22.332 2.323
* sys.peer, # selected, + candidate, - outlyer, x falseticker, ~ configured
Cisco#
上記で重要なのは赤字で示した「*」で、その右に表示されているIPアドレスのNTPサーバーと同期しています。
設定してから同期されるまでは数分かかるため、しばらく時間を置いてから確認が必要です。
stはstratumを示し、上位から何番目の階層に当たるかです。whenは何秒前に同期したか、pollは同期の間隔を秒で示しています。正常に同期されている場合、同期間隔は長くなっていきます。その他の項目は、NTPサーバーとの時刻のズレの修正や精度などを示します。
利用可能なモード
- 特権EXECモード
関連ページ
- 設定編「初期設定」
- Catalystのパスワード、ホスト名、時刻同期などの初期設定について説明しています。