logging
CiscoルータやCatalystのloggingコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
loggingコマンドを使うと、SyslogサーバーのIPアドレスを設定できます。
Syslogサーバーとはログを収集し、ログファイルに保存しておくサーバーです。

構文
loggingコマンドの構文は、以下のとおりです。
logging IPアドレス
IPアドレスは、SyslogサーバーのIPアドレスです。Syslogサーバーは、同じコマンドを使って複数設定でき、複数のサーバーにログを送信できます。
デフォルトでは、Syslogサーバーは設定されていません。
設定例
Syslogサーバーを指定する設定例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# logging 172.16.1.1 Cisco(config)#
上記設定により、IPアドレス172.16.1.1のSyslogサーバーにログが送信されます。
設定可能なモード
- グローバルコンフィギュレーションモード
削除
Syslogサーバーの設定を削除するコマンドは、以下のとおりです。
Cisco(config)# no logging IPアドレス Cisco(config)#
上記により、指定したIPアドレスのSyslogサーバーの設定のみ削除されます。
関連ページ
- 設定編「初期設定」
- Syslogサーバーの設定だけでなく、Catalystのパスワード、ホスト名、タイムスタンプなど、初期設定について説明しています。