service password-encryption

CiscoルータやCatalystのservice password-encryptionコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。

説明

service password-encrypsionコマンドは、「password パスワード」や「enable password パスワード」、「username ユーザー名 password 0 パスワード」で設定したパスワードを暗号化する時に使います。

パスワードが暗号化されていないと、show running-configなどで参照できますが、service password-encryptionコマンドを使うと上記コマンドのパスワード部分が暗号化された文字列に変換されて表示されます。

構文

service password-encryptionコマンドの構文は、以下のとおりです。

service password-encryption

デフォルトは、無効です。

設定例

service password-encryptionコマンドの設定例は、以下のとおりです。

Cisco(config)# service password-encryption
Cisco(config)#

上記コマンドの後、show running-configなどでコンフィグを参照すると、例えばパスワードがtestの時でも以下のように暗号化された文字列で表示されます。

Cisco# show running-config
・・・
途中省略
・・・
password 7 Andsa90e9xmae
・・・
以下省略

password後の7は、暗号化されたパスワードであることを示しています。

設定可能なモード

  • グローバルフィギュレーションモード

削除

設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。

Cisco(config)# no service password-encryption
Cisco(config)#

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