queue-set
Catalystのqueue-setコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
queue-setコマンドを使うと、インターフェースで使うキューセットを指定出来ます。
キューセットには、各キューのバッファや、最小・最大バッファ、WTD( Weighted Tail Drop)で破棄し始める閾値等が設定されています。これらは、「mls qos queue-set output buffers」や「mls qos queue-set output threshold」コマンドで設定します。
構文
queue-setコマンドの構文は、以下の通りです。
queue-set キューセットID
キューセットIDは、1や2等の番号です。
デフォルトは、例えばCatalyst3750-Xでは全てのインターフェースにキューセット1が設定されています。つまり、キューセット1に設定されたバッファや閾値が用いられます。これらは、デフォルトで推奨値が設定されています。
設定例
gi0/24でキューセット2を使う時の設定例は、以下の通りです。
Cisco(config)# interface gigabitethernet0/24 Cisco(config-if)# queue-set 2
利用可能なモード
・インターフェースコンフィギュレーションモード
削除
設定を削除するコマンド例は以下の通りです。
Cisco(config-if)# no queue-set キューセットID
上記により、デフォルトのキューセット(例:キューセット1)が使われるようになります。