show dhcp snooping

Catalystのshow dhcp snoopingコマンドについて、構文や表示された結果の見方を表示例交えて説明しています。

説明

show dhcp snoopingコマンドにより、DHCPスヌーピングで利用している機能やTrustedインターフェースなどが確認できます。

構文

show dhcp snoopingコマンドの構文は、以下のとおりです。

show dhcp snooping

表示例

show dhcp snoopingの表示例は、以下のとおりです

Cisco# show dhcp snooping
Cisco DHCP snooping is enabled
DHCP snooping is configured on following VLANs:
1-100
Insertion of option 82 is enable
circuit-id format: vlan-mod-port
remote-id format: string
Option 82 on untrusted port is allowed
Verification of hwaddr field is enabled
Interface          Trusted Rate limit (pps)
------------------ ------- ----------------
GigabitEthernet0/1 yes     unlimited
GigabitEthernet0/2 yes     unlimited
GigabitEthernet0/3 no      unlimited
・・・

VLAN1〜100でDHCPスヌーピングが有効になっており、オプション82機能も有効になっていることがわかります。オプション82機能は、1つのインターフェースに接続できるパソコンの数を制限したりする場合に使います。

また、gi0/1とgi0/2がTrustedインターフェースに設定されていることもわかります。Trustedインターフェースには、DHCPサーバーや固定でIPアドレスを設定するサーバーなどが接続されます。

Trustedがnoとなっているgi0/3に、固定でIPアドレスを設定したパソコンを接続しても通信できません。DHCPを利用する設定にして、IPアドレスを取得すると通信可能になります。

利用可能なモード

  • 特権EXECモード

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