name(VLAN)

CatalystのVLANコンフィグレーションモードで使うnameコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。

説明

nameコマンドを使うと、VLANに名前を付けることができます。

VLANの名前は、show vlanshow spanning-treeコマンドなどを実行した結果でも使われるため、わかり易い名前を付けておくと確認が楽になります。

構文

nameコマンドの構文は、以下のとおりです。

name "名前"

名前は1〜32文字以内で、他のVLAN名と重複はできません。

VLANを作成後、名前を省略することも可能です。VLAN名を設定しない場合のデフォルトは、例えばVLAN-IDが2の場合はVLAN0002など、VLAN-IDを基にしたVLAN名になります。

設定例

VLAN 10の名前をtestにする設定例は、以下のとおりです。

Cisco(config)# vlan 10
Cisco(config-vlan)# name test

設定可能なモード

  • VLANコンフィギュレーションモード

削除

設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。

Cisco(config-vlan)# no name
Cisco(config-vlan)#

上記により、省略時のVLAN名に戻ります。

関連ページ

設定編「VLANの設定
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