show spanning-tree

Catalystのshow spanning-treeコマンドについて、構文や表示された結果の見方を表示例交えて説明しています。

説明

 show spanning-treeコマンドでどのスイッチがルートブリッジになっているか、どのインターフェースがブロッキングになっているか等、スパニングツリーの状態を確認する事が出来ます。

構文

 show spanning-treeコマンドの構文は以下の通りです。

show spanning-tree [ vlan "VLAN-ID" | mst [ インスタンス番号 ] ]

 VLAN-IDを指定すると指定したVLANの情報だけ表示されます。

 mstを指定するとMSTPに関連する情報だけ表示され、インスタンス番号も指定すると指定したインスタンス番号の情報だけ表示されます。

表示例

 show spanning-treeの表示例は以下の通りです

Cisco# show spanning-tree
VLAN0010
 Spanning tree enabled protocol ieee
 Root   ID Priority   24577
           Address    ffff.1111.ffff
           Cost       8
           Port       1 (GigabitEthernet1/0/1)
           Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec

 Bridge ID Priority   32778  (priority 32768 sys-id-ext 10)
           Address    1111.ffff.1111
           Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec
           Aging Time 300

Interface Role Sts Cost Prio.Nbr Type
--------- ---- --- ---- -------- ------
Gi0/1     Root FWD 8    128.1    P2p
Gi0/2     Back BLK 14   128.12   P2p

 上記でffff.1111.ffffのMACアドレスを持つスイッチがルートブリッジになっている事が分かります。自身がルートブリッジの場合は、その下にThis bridge is the rootと表示されます。

 又、Gi0/2がBLKと表示されているため、ブロッキングになっている事が分かります。その上のFWDはフォワーディングを示し、フレームを送受信出来る状態です。

 上記はVLANの数だけ表示されますが、VLAN-IDを指定すると指定したVLANの情報だけ表示されます。

 show spanning-tree mstの表示例は以下の通りです

Cisco# show spanning-tree mst
##### MST0  vlans mapped:   1
Bridge      address ffff.1111.ffff  priority      24576 (24576 sysid 0)
Root        this switch for the CIST
Operational hello time 2 , forward delay 15, max age 20, txholdcount 6
Configured  hello time 2 , forward delay 15, max age 20, max hops    20

Interface Role Sts Cost   Prio.Nbr Type
--------- ---- --- ------ -------- ----
Gi0/1     Desg FWD 200000 128.1    P2p
Gi0/3     Desg FWD 200000 128.12   P2p


##### MST1  vlans mapped:   10-20
Bridge      address ffff.1111.ffff  priority      24577 (24576 sysid 1)
Root        this switch for MST1
Operational hello time 2 , forward delay 15, max age 20, txholdcount 6
Configured  hello time 2 , forward delay 15, max age 20, max hops    20

Interface Role Sts Cost   Prio.Nbr Type
--------- ---- --- ------ -------- ----
Gi0/1     Desg FWD 200000 128.1    P2p
Gi0/3     Desg FWD 200000 128.12   P2p

 上記の通り、MST0、1等インスタンス単位に表示されます。又、MST0はデフォルトで作成されます。MSTの設定が異なるリージョン間、又はPVST+やRapid PVST+と接続する際に関連してきます。

 MST1ではthis switch for MST1と表示されているため、このスイッチがルートブリッジである事が分かります。

 show spanning-tree mst 1と指定するとインスタンス1の情報だけ表示されます。

 スパニングツリーを構築した際、最初に確認するのはどのスイッチがルートブリッジになっているか、インターフェースがフォワードか等のステータスです。設計通りになっていない場合、プライオリティやコストが正常に反映されているか確認が必要です。

 その他はTypeが問題になる事もあります。他のインターフェースと違う表示になっている場合、スパニングツリーのモードが違う等も予想されます。

利用可能なモード

・特権EXECモード

関連ページ

・設定編「スパニングツリーの設定

 CatalystのPVST+、Rapid PVST+、MSTPの設定方法について説明しています。

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