spanning-tree mst configuration
Catalystのspanning-tree mst configurationコマンドについて、構文や使い方を利用例交えて説明しています。
説明
CatalystでMSTPを設定する際は、MSTコンフィギュレーションモードに移行する必要があります。
spanning-tree mst configurationコマンドによりMSTコンフィギュレーションモードに移行して、インスタンス番号やリージョンの定義などが行えるようになります。

構文
spanning-tree mst configurationコマンドの構文は、以下のとおりです。
spanning-tree mst configuration
利用例
spanning-tree mst configurationコマンドの利用例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# spanning-tree mst configuration Cisco(config-mst)#
上記のとおりmstを含んだプロンプトになり、MSTコンフィギュレーションモードに移行します。
この後、インスタンス番号などの定義ができます。
同じリージョンに属するLANスイッチではインスタンス、リージョン名、リビジョン番号の設定を統一する必要があります。
設定可能なモード
- グローバルコンフィギュレーションモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
Cisco(config)# no spanning-tree mst configuration Cisco(config)#
上記により、設定したインスタンス番号などMSTPの定義が無効になります。
関連ページ
- 設定編「スパニングツリーの設定」
- CatalystのPVST+、Rapid PVST+、MSTPの設定方法について説明しています。