vlan
Catalystのvlanコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
vlanコマンドを使うと、VLANを作成してVLANコンフィギュレーションモードに移行します。
VLANコンフィギュレーションモードでは、VLAN名などを設定できます。
VTPモードがサーバーの場合、作成したVLANが他のLANスイッチにも反映されます。
また、VTPモードがクライアントの場合、VLANを作成できません。
構文
vlanコマンドの構文は、以下のとおりです。
vlan "VLAN-ID"
VLAN IDは最大4094まで使える機種もありますが、1006以上は拡張範囲VLANと言って留意点も多くなってきます。デフォルトVLANが1、1002〜1005が予約されているため、可能であれば2〜1001までの間で作成することをお奨めします。
作成可能なVLAN数は、装置によって異なります。1,000以上作れる装置がほとんどですが、中には64個という装置もあります。
設定例
VLAN 10を作成する設定例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# vlan 10 Cisco(config-vlan)#
上記のようにvlanを含んだプロンプトに変わり、VLANコンフィギュレーションモードに移行します。
設定可能なモード
- グローバルコンフィギュレーションモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
Cisco(config)# no vlan "VLAN-ID" Cisco(config)#
上記により、指定したVLANだけ削除されます。
最初から作成されているVLAN 1、1002〜1005は削除できません。
関連ページ
- 設定編「VLANの設定」
- CatalystのVTPやVLANの設定について説明しています。