show etherchannel summary
Catalystのshow etherchannel summaryコマンドについて、構文や表示された結果の見方を表示例交えて説明しています。
説明
show etherchannel summaryコマンドでイーサチャネルに関連するインターフェースがUPしているのか、Downしているのかなどステータスの確認を行うことができます。
構文
show etherchannel summaryコマンドの構文は、以下のとおりです。
show etherchannel summary
表示例
show etherchannel summaryの表示例は、以下のとおりです
Cisco# show etherchannel summary Flags: D - down P - bundled in port-channel I - stand-alone s - suspended H - Hot-standby (LACP only) R - Layer3 S - Layer2 U - in use f - failed to allocate aggregator M - not in use, minimum links not met u - unsuitable for bundling w - waiting to be aggregated d - default port Number of channel-groups in use: 1 Number of aggregators: 1 Group Port-channel Protocol Ports -----+------------+--------+----------------- 1 Po1(SU) LACP Gi0/1(P) Gi0/2(P)
上記では、gi0/1とgi0/2がポートチャネル1に組み込まれ、ポートチャネルが使える状態であることがわかります。
Po1の後の()内がDなどになっていると、使えない状態になっています。
suspendedになっている場合は、設定が矛盾している可能性があります。イーサチャネルの設定だけでなく、ポートチャネルに属する物理インターフェースがすべて同じ設定になっているか確認が必要です。
また、設定変更などを行う途中で矛盾を検知していることがあり、この場合は各インターフェースでshutdown、no shutdownの順にコマンドを実行し、インターフェースを使える状態にする必要があります。
利用可能なモード
- 特権EXECモード
関連ページ
- 設定編「リンクアグリゲーションの設定」
- Catalystのイーサチャネルの設定について説明しています。イーサチャネルはCisco独自用語で、一般用語ではリンクアグリゲーションと呼ばれています。