passive-interface
CiscoルータやCatalystのpassive-interfaceコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
passive-interfaceコマンドを使うと、RIPの送信やOSPFのHelloパケット送信を停止出来ます。
パソコンやサーバーが接続されたインターフェース等、ルーティングプロトコルのやりとりが必要ないインターフェースに対して設定します。
構文
passive-interfaceコマンドの構文は以下の通りです。
passive-interface { default | インターフェース }
defaultを指定すると装置全体で有効になります。
インターフェースを指定すると指定したインターフェースだけRIPの送信やOSPFのHelloパケット送信が停止します。設定は複数可能です。
デフォルトではpassive-interfaceは設定されていません。
設定例
RIPの送信をgi0/1で停止する設定は以下の通りです
Cisco(config)# router rip Cisco(config-router)# passive-interface gigabitethernet0/1 Cisco(config-router)#
CatalystでVLAN間ルーティングをしている場合、インターフェースにはvlan 10等とVLANを指定する必要があります。
装置全体で停止する時は以下の設定をします。
Cisco(config)# router rip Cisco(config-router)# passive-interface default Cisco(config-router)# no passive-interface gigabitethernet0/2
no passive-interfaceで指定したインターフェースだけRIPを送信します。
利用可能なモード
・ルータコンフィギュレーションモード
削除
設定を削除するコマンドは以下の通りです。
Cisco(config-router)# no passive-interface { default | インターフェース } Cisco(config-router)#
関連ページ
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