mls qos queue-set output buffers
Catalystのmls qos queue-set output buffersコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
mls qos queue-set output buffersコマンドを使うと、キューセットの各キューに対してバッファを割り当てる事が出来ます。例えば、キュー1〜4に20%、40%、20%、20%等と割り当てます。
バッファ量が多い程、多くのフレームを溜める事が出来ます。
又、インターフェースでどのキューセットを使うかは、queue-setコマンドで設定します。
構文
mls qos queue-set output buffersの構文は以下の通りです。
mls qos queue-set output キューセットID buffers キュー1割合 キュー2割合 キュー3割合 キュー4割合
キューセットIDは、1や2等の番号です。
各キューに対する割合は、0〜99、又は0〜100で指定します。単位は%です。
デフォルトは、例えばCatalyst2750-X等で25%ずつです。
設定例
キューセット1でキュー1に20%、キュー2に40%、キュー3と4に20%割り当てる設定例は、以下の通りです。
Cisco(config)# mls qos queue-set output 1 buffers 20 40 20 20
利用可能なモード
・グローバルコンフィギュレーションモード
削除
設定を削除するコマンド例は以下の通りです。
Cisco(config)# no mls qos queue-set output キューセットID buffers
上記により、デフォルトの値(例:25%ずつ)に戻ります。