line
CiscoルータやCatalystのlineコマンドについて、構文や使い方を利用例交えて説明しています。
説明
lineコマンドは、グローバルコンフィギュレーションモードからラインコンフィギュレーションモードに移行する時に使います。

ラインコンフィギュレーションモードではコンソールやTELNET、SSHなどでCiscoルータやCatalystに接続する時のパスワードの認証、接続元の制限などができます。
構文
コンソール接続の設定を行う時のlineコマンドの構文は、以下のとおりです。
line console 0
省略形の例は、line con 0です。
TELNETやSSH接続の設定を行う時のlineコマンドの構文は、以下のとおりです。
line vty 開始回線 終了回線
開始回線、終了回線は、例えば16セッション分一度に定義する場合は0 15などと指定します。
利用例
コンソール接続の設定を行う時のlineコマンドの利用例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# line console 0 Cisco(config-line)#
プロンプトは(config-line)を含んだ形に変わり、ラインコンフィギュレーションモードに移行します。
TELNETやSSH接続の設定を行う時のlineコマンドの利用例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# line vty 0 15 Cisco(config-line)#
ラインコンフィギュレーションモードに移行後、パスワードなどの設定が行えます。
利用可能なモード
- グローバルコンフィギュレーションモード
関連ページ
- 設定編「初期設定」
- Catalystのパスワード、ホスト名、TELNET、SSH接続などの初期設定について説明しています。