exit
CiscoルータやCatalystのexitコマンドについて、構文や使い方を利用例交えて説明しています。
説明
exitコマンドは、グローバルコンフィギュレーションモードから特権EXECモードに戻るなど、1つ前のモードに移行する時に使います。
インターフェースコンフィギュレーションモードやVLANコンフィギュレーションモードからグローバルコンフィギュレーションモードへ戻るなど、さまざまなモードから1つ前のモードに戻れます。
ユーザーEXECモードや特権EXECモードでexitコマンドを実行すると、ログアウトします。
構文
exitコマンドの構文は、以下のとおりです。
exit
利用例
exitコマンドの利用例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# exit Cisco#
上記は、グローバルコンフィギュレーションモードから特権EXECモードに戻る時の例です。
インターフェースコンフィギュレーションモードからグローバルコンフィギュレーションモードに戻る時は、以下になります。
Cisco(config-if)# exit Cisco(config)#
VLANコンフィギュレーションモードからグローバルコンフィギュレーションモードに戻る時は、以下になります。
Cisco(config-vlan)# exit Cisco(config)#
つまり、configure terminal、interfaceやvlanコマンドで各モードに移行した後、元に戻る時に使います。
特権EXECモードでの利用例は、以下のとおりです。
Cisco# exit Switch con0 is now available Press RETERN to get started.
ログアウトします。
利用可能なモード
- ユーザーEXECモード
- 特権EXECモード
- グローバルコンフィギュレーションモードモード
- グローバルコンフィギュレーションモードから移行する各モード
関連ページ
- 設定編「コマンドの使い方」
- exitコマンドだけでなく、Catalystの設定を行うために知っておく必要があるコマンドの使い方について説明しています。