switchport
Catalystのswitchportコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
switchportコマンドを使うと物理インターフェースをレイヤー2に設定出来ます。
レイヤー2にする事でVLANを割り当てる等、L2レベルの設定が可能になります。

Catalyst2960シリーズの一部等、L2を基本としたスイッチではデフォルトで物理インターフェースがレイヤー2に設定されており、変更出来ません。従ってswitchportコマンドもサポートされていません。
構文
switchportコマンドの構文は以下の通りです。
switchport
ボックス型のスイッチでは通常、レイヤー2がデフォルトです。
シャーシ型の一部では物理インターフェースがデフォルトでレイヤー3に設定されています。この場合、switchportコマンドでレイヤー2に設定しないとVLANを割り当てる事が出来ません。
例えば、Catalyst6500ではレイヤー3がデフォルトですが、Catalyst4500ではデフォルトがレイヤー2です。
設定例
Gi0/1をレイヤー2に設定する例は以下の通りです。
Cisco(config)# interface gigabitethernet0/1 Cisco(config-if)# switchport
利用可能なモード
・インターフェースコンフィギュレーションモード
削除
設定を無効にするコマンドは以下の通りです。
Cisco(config-if)# no switchport Cisco(config-if)#
上記により物理インターフェースがレイヤー3に設定され、物理インターフェースに直接IPアドレスを設定する事が出来るようになります。
