switchport
Catalystのswitchportコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
switchportコマンドを使うと、物理インターフェースをレイヤー2に設定できます。
レイヤー2にすることでVLANを割り当てるなど、L2レベルの設定が可能になります。
L2を基本とした(L3をサポートしていない)LANスイッチは、デフォルトで物理インターフェースがレイヤー2に設定されており、変更できません。したがって、switchportコマンドもサポートされていません。
構文
switchportコマンドの構文は、以下のとおりです。
switchport
通常、レイヤー2がデフォルトです。
設定例
Gi0/1をレイヤー2に設定する例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# interface gigabitethernet0/1 Cisco(config-if)# switchport
いったん、レイヤー3に設定したインターフェースにVLANを割り当てる場合、上記のようにレイヤー2にしてからでないと設定できません。
設定可能なモード
- インターフェースコンフィギュレーションモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
Cisco(config-if)# no switchport Cisco(config-if)#
上記により、物理インターフェースがレイヤー3に設定され、物理インターフェースに直接IPアドレスを設定することができるようになります。
関連ページ
- 設定編「VLANの設定」
- CatalystのVTPやVLANの設定について説明しています。