show startup-config
CiscoルータやCatalystのshow startup-configコマンドについて、構文を表示例交えて説明しています。
説明
show startup-configコマンドは、保存中のコンフィグを参照する時に使います。
コンフィグは大きく分けて2つあり、もう1つはrunning-configです。2つのコンフィグの違いを以下に示します。
コンフィグ | 保存場所 | 保存タイミング | 再起動時 |
---|---|---|---|
running-config | メモリ | 設定変更時に動的保存 | 設定が消える |
startup-config | NVRAM | コマンドにより明示的保存 | 設定は消えない |
構文
show startup-configコマンドの構文は、以下のとおりです。
show startup-config
省略形の例は、show startです。
利用例
show startup-configコマンドの利用例は、以下のとおりです。
Cisco# show startup-config Using 1355 out of 65535 bytes Current configuration : 1377 bytes ! version 12.2 no service pad service timestamps debug datetime msec service timestamps log datetime msec no service password-encrypsion ! hostname Cisco ! 途中省略 line con 0 line vty 5 15 ! end
上記のように、保存中の設定が参照できます。
利用可能なモード
- 特権EXECモード
関連ページ
- 設定編「設定の保存と参照方法」
- Catalystの設定保存方法や参照方法について説明しています。