ハードウェア
トラブル対応時に持っていると便利なハードウェアについてご紹介します。
パソコンとツイストペアケーブル
パソコンとツイストペアケーブルは必須と思われます。
トラブル対応の場合、色々な所に行って通信確認を行うため、持ち運びに便利なものがよく、ツイストペアケーブルについては薄型のものがかさばりません。
購入される場合は、カテゴリ、長さ、薄さをチェックして下さい。
又、パソコンは無線が使えると便利です。
ツイストペアケーブルを延長したい場合もあるためRJ45の口が2つあるコネクタを持っていると便利です。
又、クロスケーブルで通信可能か試したい場合もあるため、ストレートとクロスを変換出来るタイプのものがお奨めです。
購入される場合は、カテゴリをチェックして下さい。
シリアルケーブル
ルーターやスイッチはシリアルケーブルでパソコンと接続し、設定するものが殆どです。インターフェースがRJ45のものとDsub9pinのものが多いと思います。
インターフェースがRJ45のものは以下のケーブルで接続します。
このケーブルはRJ45とDsub9pin(メス)になっていて、ルーターやスイッチ側がRJ45、パソコン側がDsub9pinの場合に使えます。但し、最近のパソコンはDsub9pinを持っていないものも多いため、USBからDsub9pin(オス)に変換するケーブルが必要です。
2つのケーブルはDsub9pin側で下図のように接続します。
これでUSB側をパソコン、RJ45側をルーターやスイッチに接続して設定を行う事が出来ます。
又、ルーターやスイッチがDsub9pin(オス)の場合は更にアダプタを接続してRJ45からDsub9pin(メス)に変換が必要です。
アダプタはRJ45に下図のように接続します。
これでUSB側をパソコン、Dsub9pin側をルーターやスイッチに接続して設定を行う事が出来ます。
上記のケーブルやアダプタを購入される場合はRJ45、Dsub9pin等のインターフェース、長さ、Dsub9pinのオス・メスをチェックして下さい。オスとメスでなければ接続出来ません。
リピータハブ
パケットキャプチャする場合、ポートミラーリングで採取出来れば望ましいですが、出来ない場合はリピータハブを接続すると採取出来ます。
但し、既に売っているのを見かけないため、持っていない場合はポートミラーリング機能がある安いスイッチがあると便利です。
安いスイッチにはポートミラーリング機能がない場合が多いため、購入される方はポートミラーリング機能があるかチェックして下さい。
モバイル通信
例えばファイアウォールが正常に動作しているかインターネットから確認したい場合があります。又、調査やデータのダウンロードのためインターネットを利用する必要がある場合があります。このため、モバイル通信が出来ると便利です。
- 基本編「LANスイッチ」
- 応用編「ツイストペアケーブル」