ExPing

コマンドプロンプトから実行出来るpingは調査に重要なツールですが、pingをGUIで利用出来るツールがあります。本項ではExPingについて説明します。

ExPingの概要

 ExPingはGUIでpingを実行出来るソフトウェアです。複数のIPアドレスに対してpingを実行出来るだけでなく統計情報を表示したりtracerouteを実行したりも出来ます。

ExPing1

 フリーソフトのため、自由にダウンロードして無料で利用出来ます。

ExPingのダウンロード

 ExPingは以下で左サイドメニューから「ExPing」を選択し、「DOWNLOAD」欄にあるファイルをクリックしてダウンロードし、好きな場所に保存します。

http://www.woodybells.com/

ExPingのインストール

 ExPingはインストールは不要ですが、ダウンロードしたファイルは圧縮されているため解凍が必要です。

 Windows7では保存したファイルをダブルクリックする事で解凍出来ます。それ以前のWindowsの場合、解凍ソフトを利用して解凍します。

ExPingの実行

 解凍したフォルダの中のExPingというアプリケーションファイルをダブルクリックして起動します。

ExPing2

画面の見方

 起動すると以下の画面になります。

ExPing3

 赤く囲った部分にping先のIPアドレスを記述します。IPアドレスの後にスペースを入れるとそれ以降は備考として扱われます。複数行記述する事で複数の機器に同時にpingを実行可能です。

 緑で囲ったアイコンをクリックするとpingが始まり、「ping結果」画面に移行して1回1回のpingの結果が表示されます。

 「環境」のタブをクリックすると以下の画面になります。

ExPing4

 各項目の意味はこれまで説明してきた内容ですが、「定期的に実行」にチェックして0を入力する事で停止するまでpingを続ける事が出来ます。

 「ping統計」のタブをクリックすると以下の画面になります。

ExPing5

 対象IPアドレス毎に何回実施して何回失敗したかの統計情報が見れます。

pingの停止と保存

 pingを停止する時は以下の赤で囲ったアイコンをクリックします。

ExPing6

 結果を保存する時は「ファイル(F)」を選択し、保存したい内容を選択するとping結果と統計情報をcsvファイルで保存出来るため、エクセルやメモ帳で後から確認出来ます。

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