起動・停止・再起動 - CiscoIOS
CiscoルータやCatalystの起動、停止、再起動方法について説明したページです。
起動方法
CiscoルータやCatalystは、電源ケーブルをコンセントに差し込む事で起動します。電源スイッチがある上位機種では、電源スイッチもオンにする必要があります。
電源を投入すると、IOSや設定が読み込まれ、通信可能な状態になります。
電源が2つある場合、リダンダントモードになっていると、1つが故障しても残りの1つで動作可能です。又、電源が故障した時に外部装置から供給出来るようになっている事もあります。
電源が全てオンにならないと正常動作しない場合もあり、コンバインモードと呼ばれます。電源には容量があるため、2つで賄わないと動作出来ないためです。コンバインモードでは全ての電源をオンにしないと、足りている電源分しかラインカードが動作しません。
基本的には起動時は全ての電源をオンにします。
停止方法
CiscoルータやCatalystは電源ケーブルをコンセント、又は装置本体から抜く事で停止します。電源スイッチのある機種では、電源スイッチをオフにする事でも停止出来ます。
電源が2つある装置では全ての電源をオフにする必要があります。
尚、停止する前に、設定を保存するのを忘れないようにして下さい。
再起動方法
再起動はreloadコマンドで行えます。
【単純な再起動】
Cisco# reload System configuration has been modified. Save? [yes/no]: yes Proceed with reload? [confirm] ←エンター
赤字部分でrunning-configをstartup-configに保存するか聞かれているため、yes or noで入力します。
緑色の部分は再起動して良いかの確認のため、そのままエンターキーを押すと再起動が始まります。