IGMPスヌーピングクエリアの設定/NETGEARスマートスイッチ

ネットギア製スマートスイッチで、IGMPスヌーピングクエリアの設定を行う方法について説明したページです。

IGMPスヌーピングクエリアの動作や仕組みについては、応用編・追補版の「IGMPスヌーピングクエリア」をご参照下さい。

IGMPスヌーピングクエリアの設定

　以下のように、スイッチにパソコンと動画配信サーバーが接続された構成を例に、設定を説明します。IGMPスヌーピングクエリアは、IGMPスヌーピングが有効な環境で利用します。IGMPスヌーピングの設定については、「IGMPスヌーピングの設定」をご参照下さい。

　スイッチでIGMPスヌーピングクエリアを有効にするには、「Switching」→「Multicast」→「IGMP Snooping Querier」→「Querier Configuration」を選択します。

　赤枠部分をEnableにし、青枠部分でMembership Queryの送信元IPアドレスを入力します。「APPLY」をクリックすると、設定が反映されます。

　IGMPスヌーピングクエリアを有効にするVLANは、「Querier VLAN Configuration」で設定出来ます。

　赤枠部分で有効にするVLAN IDを入力し、「APPLY」をクリックすると設定が反映されます。

　VLANを追加する時はNew Entryを選択後、VLAN IDを入力します。又、「Snooping Querier VLAN Address」にIPアドレスを入力すると、送信元IPアドレスをVLAN単位で設定出来ます。

　IGMPスヌーピングクエリアの確認は、「Querier VLAN Status」で行います。

　赤枠部分では、VLAN1でIGMPスヌーピングクエリアが有効な事が確認出来ます「Operational State」がDisabledの場合は、IGMPスヌーピングクエリアが動作していません。設定を見直す必要があります。