boot system
CiscoルータやCatalystのboot systemコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
boot systemコマンドを使うと、起動時のイメージファイルを設定できます。
複数のイメージファイルがある時、起動時に使うイメージファイルを固定するために使います。
なお、実際にboot systemで指定したイメージファイルを使うかは、コンフィギュレーションレジスタの値で決まります。デフォルトでは、boot systemの設定に従います。
構文
boot systemコマンドの構文は、以下のとおりです。
boot system ファイルシステム:イメージファイル名
使えるファイルシステムは、show file systemsで確認できます。
設定例
boot systemコマンドの実行例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# boot system flash:IOSファイル名.bin
設定可能なモード
- グローバルコンフィギュレーションモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
Cisco(config)# no boot system flash:IOSファイル名.bin Cisco(config)#
関連ページ
- 設定編「基本的なIOSアップデート」
- CatalystのIOSやIOS EXをアップデートする方法について説明しています。