software clean
Catalystのsoftware cleanコマンドについて、構文や使い方を利用例交えて説明しています。
説明
Catalyst3650や3850などのLANスイッチではデフォルトがインストールモードといって、packages.confファイルを読み込んで起動します。packages.confファイルにより、IOS XEの起動に必要なパッケージがどれかわかるようになっています。
IOS XEをsoftware install fileコマンドでアップデートした後は、古いパッケージファイルが残っています。software cleanコマンドを利用すると、packages.confファイルにリストされていないパッケージ(アップデートで使わなくなったパッケージ)を一括して削除できます。
構文
software cleanコマンドの構文は、以下のとおりです。
software clean
実行例
software cleanコマンドの実行例は、以下のとおりです。
Cisco# software clean Preparing clean operation ... ・・ ※削除されるファイルなどが表示されます。 ・・ [1]: Do you want to proceed with the deletion? [yes/no]: yes
スタック構成では、他LANスイッチのファイルも合わせて削除してくれます。
利用可能なモード
- 特権EXECモード
関連ページ
- 設定編「基本的なIOSアップデート」
- CatalystのIOSやIOS EXをアップデートする方法について説明しています。