CCNA試験対策
ベンダー資格であるCCNAの概要や試験を受験するための対策本と講座について説明しています。
CCNAの概要
CCNAはシスコシステムズ社の製品を扱うネットワークエンジニアの基礎となる資格で、キャリアフレームワークではレベル2に当たります。CCNAを取得する事で指示を受けながら作業出来るレベルとなります。
試験はCBT試験といってパソコンで行う試験なのでそれに慣れておく必要があります。単純な選択式ではなく、ドラッグ&ドロップ等で回答したり機器のシュミレーションが表示されてスイッチの設定を投入するといった問題もあるため、事前に操作に慣れておく必要があります。シスコシステムズ社のサイトに「認定試験チュートリアル」があるため、少なくとも1回は見ておく事をお奨めします。
試験の申込みは「PEARSON VUE」で行います。申込み、試験実施共に年間を通して随時行っています。
試験会場に行ってパソコンで試験を受けるとその場で点数が表示され合否が分かります。
対策は本だけでも充分だと思いますが、資格試験に慣れていない場合は講座を受けていると学習の進め方が分かって受かり易くなると思います。
又、CCNAにはパート1とパート2があり、両方がセットになっている試験もあります。それぞれの試験の合格点は公表されていませんが8割以上の正解率を目指した方がよさそうです。
対策本で試験対策する場合の準備期間ですが、人によって違うと思いますが、2つの試験を同時に受ける場合の目安として1〜2ヶ月位だと思います。
試験本番では、直訳されていて意味が分からない問題や複数合っていると思われる問題もありますが、シスコシステムズ社が推奨する設定や内容を回答の基準にするとよいと思います。
参考書
CCNA試験には試験番号が付いており、対策本でもどの試験番号に対応しているか通常は明記されていますので確認が必要です。古い試験対策本では試験内容が異なるため、「シスコシステムズ社のサイト」で試験番号を確認し自分が受験する試験番号に対応した対策本を購入する必要があります。又、試験が切り替わった直後は新しい試験番号に対応した対策本が出るまで時間がかかります。その場合は1つ前の試験番号に対応した対策本で勉強する必要があります。
尚、試験番号の末尾にJが付く試験が日本語の試験を示しています。
パート1の解説書としては「【PR】徹底攻略 Cisco CCENT/CCNA Routing & Switching教科書ICND1編」があります。
パート2の解説書では、「【PR】徹底攻略Cisco CCNA Routing & Switching教科書 ICND2編」があります。
徹底攻略は私が受験した時からある息の長い本です。私が受験した頃の他の本は既に最新の試験に対応していなかったりしますが、息が長いという事は安定しているという事だと思います。
ネットワークを基礎から学習したい、説明だけでは実感が湧かないという方には「短期集中! CCNA Routing and Switching/CCENT教本」があります。
ネットワークの初歩的な説明から、CCNA範囲の中核となるテクノロジーまでを中心に、イメージで分かり易いように図解を多く使って説明しています。又、実際にコマンドを打って実習も出来ます。
私が書いた本です。購入候補にして頂けると幸いです。
過去問
問題集として「【PR】Cisco試験対策 Cisco CCNA Routing and Switching/CCENT問題集」で過去問を経験しておくと安心です。
知り合いが購入したので見せて貰いました。非常に分厚い本で問題の量も多いのですが、解説が丁寧にされているため分かり易く、理解も進むと思います。
資格の試験において過去問は非常に重要で合格圏内に入るまで繰り返した方がよいと思います。
対策講座
ヒューマンアカデミーは資格取得だけでなく就職のためのサポートも付いた講座を行っています。「【PR】ネットワークエンジニア就職指導付講座」でCCNA対策と同時にネットワークエンジニアへの就職を目指せます。
通学するタイプの講座を受講する場合は教室の場所に注意して下さい。
実践!CCNA対策
本サイトでも「実践!CCNA対策」でIOSのコマンドを打って覚えれる対策ページがあります。
実機に触った事がない方は参考書や問題集ではイメージがつかみにくいと思いますので、実際にコマンドを打ってどのように設定が反映されるのか確認出来るようになっています。
詳細は「コマンドを打って覚えるCCNA対策」をご参照下さい。