CDPの設定/CCNA対策(スイッチ編)

CCNA対策としてスイッチでのCDPの設定が実際にコマンドを打って習得出来ます。使い方が分からない場合は「コマンドを打って覚えるCCNA対策」をご参照下さい。

 スイッチ間でCDPを使えるようにして下さい。

CDPの設定/CCNA対策(スイッチ編)1
・使えない原因を調べる
・対処する
・対処が有効な事を確認する
・隣接情報を簡単に確認する
・隣接情報を詳細に確認する
※sh run、startは使えません
【コマンド入力】
Press RETERN to get started.
スイッチA スイッチB
Press RETERN to get started.の右でクリックするとカーソルが点滅します。そのままエンターキーを押します。

 コマンドが不明な場合は上記で検索するとブラウザの新規ウィンドウ、又はタブが開きます。又、以下でヒントと解説を参照出来ます。1度クリックするとヒント、又は解説が開き、もう1度クリックすると閉じます。

 使えるコマンドは以下の通りです。

・enable
・configure terminal
・interface gigabitethernet0/1 ※スイッチBのみ
・cdp enable ※スイッチBのみ
・show cdp
・show cdp interface
・show cdp neighbors
・show cdp entry *
・exit

 指定された順番通りに設定した場合の解説は以下になります。

・使えない原因を調べる
 まずエンターキーを押すとSwitchA>プロンプトが表示されます。enableコマンドを入力して特権EXECモードに移ります。
 show cdpと入力するとスイッチAではCDPが動作している事が分かります。show cdp neighborsと入力しても隣接情報は表示されないため、スイッチBとCDPのやりとりが出来てない事が分かります。show cdp interfaceと入力するとGigabitEthernet0/1 is up, line protocol is upとなっているため、Gi0/1でCDPが動作している事が分かります。
 ラジオボタンでスイッチBに切り替えてPress RETERN to get started.の右横で左クリック後にエンターキーを押すとSwitchB>プロンプトが表示されます。enableコマンドを入力して特権EXECモードに移ります。
 show cdpと入力するとスイッチBでもCDPが動作している事が分かります。show cdp interfaceと入力するとGi0/1が出力されないため、設定によりGi0/1のCDPが無効化されている事が分かります。
・対処する
 スイッチBでconfigure terminalと入力後、interface gigabitethernet0/1と入力し、インターフェースコンフィギュレーションモードに移行します。移行後はcdp enableと入力してCDPを有効化します。
・対処が有効な事を確認する
 exitを2回入力して特権EXECモードに戻った後、show cdp interfaceコマンドでGi0/1がupしている事を確認します。
・隣接情報を簡単に確認する
 スイッチBでshow cdp neighborsと入力し、Gi0/1に接続されたスイッチAの簡易情報を表示します。接続先のホスト名やインターフェースが分かります。
 ラジオボタンでスイッチAに切り替えてshow cdp neighborsと入力すると同様にスイッチBの簡易情報が表示されます。接続される装置が多数ある場合、どのインターフェースに何が接続されているか調査する時に便利です。
・隣接情報を詳細に確認する
 ラジオボタンで切り替えながらスイッチAとBでshow cdp entry *と入力するとそれぞれ相手の情報が参照出来ます。
 show cdp neighborsと違って、相手装置のIPアドレス、IOSのバージョン等も表示されます。

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