terminal monitor
CiscoルータやCatalystのterminal monitorコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
CiscoルータやCatalystは、コンソール接続するとログやデバッグ情報が自動で表示されます。TelnetやSSHで接続すると、デフォルトではログやデバッグ情報が自動で表示されません。
terminal monitorコマンドを実行すると、TelnetやSSHで接続した時でもログやデバッグ情報が自動で表示されるようになります。
構文
terminal monitorコマンドの構文は、以下のとおりです。
terminal monitor
ログインするたびに実行する必要があります。
設定例
terminal monitorコマンドの実行例は、以下のとおりです。
Cisco# terminal monitor Cisco# 00:00:00: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/2, changed state to up ※このように、ログが自動で表示されます。
設定後は、debugコマンドで指定した内容や、リンクアップなどのログが自動で表示されるようになります。
設定可能なモード
- 特権EXECモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
Cisco# terminal no monitor Cisco#
ログやデバッグ自体が無効になるのではなく、表示されなくなるだけです。デバッグを停止するためには、no debug allなどで停止が必要です。
関連ページ
- 設定編「便利なコマンド」
- CiscoルータやCatalystの設定する際に知っておくと便利なコマンドについて説明しています。