ip domain-lookup
CiscoルータやCatalystのip domain-lookupコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
ip domain-lookupコマンドを実行すると、DNSにより名前解決を行います。DNSサーバーのIPアドレスは、ip name-serverコマンドで設定する必要があります。
DNSサーバーを設定していないと、255.255.255.255というIPアドレスで問い合わせを行います。これは、コマンドを間違っても問い合わせをしてしまうため、タイムアウトまで応答待ちになることがあります。
Cisco# xxx Translaing "xxx"...domain server (255.255.255.255) タイムアウト待ち % Unknown command or computer name, or unable to find computer address Cisco#
構文
ip domain-lookupコマンドの構文は、以下のとおりです。
ip domain-lookup
デフォルトは有効で、DNSに問い合わせを行います。
設定例
ip domain-lookupコマンドの設定例は、以下のとおりです。
Cisco(config)# ip domain-lookup Cisco(config)#
設定可能なモード
- グローバルコンフィギュレーションモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
Cisco(config)# no ip domain-lookup Cisco(config)#
DNSを利用せず、間違ったコマンドで待たされないようにするためには、無効化します。
関連ページ
- 設定編「便利なコマンド」
- CiscoルータやCatalystの設定する際に知っておくと便利なコマンドについて説明しています。