terminal length
CiscoルータやCatalystのterminal lengthコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。
説明
CiscoルータやCatalystでは、showコマンドを使って何行か表示された後に、Moreと表示されて表示が一時停止されることがあります。
terminal lengthを使うと、一度に表示される行数を指定したり、Moreと表示されずに最後まで一度に表示させたりできます。
構文
terminal lengthコマンドの構文は、以下のとおりです。
terminal length 長さ
長さは0〜511です。Moreで一時停止しないためには、0を設定します。コンソール接続時のデフォルトは0です。TELNETやSSHでの接続時は24行ですが、端末ソフトウェアで設定した行で表示されます。
設定例
terminal lengthコマンドの実行例は以下の通りです。
Cisco# terminal length 0
上記により、Moreで一時停止しなくなり、多くの表示があった時でも最後まで一度に表示されます。設定などを一度に表示したい時に便利です。
設定可能なモード
- 特権EXECモード
削除
設定を無効にするコマンドは、以下のとおりです。
Cisco# terminal no length
デフォルトの0、または24行に戻ります。
関連ページ
- 設定編「便利なコマンド」
- CiscoルータやCatalystの設定する際に知っておくと便利なコマンドについて説明しています。