フレーム

フレームについては既に説明していますが、本項では詳細に説明します。

 フレームはこれまで以下のように説明してきました。

Macアドレス3

 これは若干省略していて、実際にはタイプとFSCを加えた以下をフレームと言います。

フレーム1

 データの部分にIPアドレスやポート番号等の情報が入ります。

 タイプ部分はデータ部分がどのプロトコルかを示します。IPであれば0800になります。

 FCS部分は全ての部分をある計算で数値化して加えたものです。受信側で同様の計算をしてフレームのFCSと比較する事でフレームが壊れていないか確認出来ます。

フレームの前と間

 フレームの前にはプリアンブルと言ってこれからフレームが流れる事を示す信号が8byte付加されます。プリアンブルとは決まった信号の羅列でこの信号を最初に送る事ですぐにフレームが送られてくる事を示しています。又、フレーム間は12byte分の間を空ける決まりになっています。

 フレームの最も短い長さはデータが46byteの時で64byteになります。

 これには理由があります。

 基本編の「Half/Full Duplex」でも説明した通り、Half Duplexでは相手が通信中は待っていなければいけません。現実の世界では道の途中を進んでいても相手が来たらバックして戻りますが、ネットワークの世界ではぶつかるまで突き進み、これを衝突と言います。衝突を検知すると双方再度送り直します。

フレーム2

 例えばパソコンがフレームを送り終わった後に衝突が発生したとします。この場合、パソコン側は自分が送信したフレームだと分からないため再送出来ません。

フレーム3

 このため、ケーブルをフレームで満たせる長さで送信します。

フレーム4

 このようにすれば、パソコンがフレームを送信中に衝突すれば、自身が再送する必要があると判断出来ます。このケーブルをフレームで満たす最低限の長さが64byteになります。このため、ケーブルの長さも64byteのフレームで満たせる長さが制限長になります。

 通信を衝突、再送信前提で行うこのような仕組みをCSMA/CD方式と言います。

 Full Duplexではこの制限はありませんが、途中Half Duplexの経路を通る可能性もあるため、この制限に従っています。

 逆にフレームの最も長い長さは1518byteになりますが、タグが付加された場合やジャンボフレームといってもっと長いフレームも対向する機器でサポートしている場合は扱えます。

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