show running-config

CiscoルータやCatalystのshow running-configコマンドについて、構文を表示例交えて説明しています。

説明

show running-configコマンドは、現在動作中のコンフィグを確認する時に使います。

コンフィグは大きく分けて2つあり、もう1つはstartup-configです。2つのコンフィグの違いを以下に示します。

【running-configとstartup-configの違い】
コンフィグ 保存場所 保存タイミング 再起動時
running-config メモリ 設定変更時に動的保存 設定が消える
startup-config NVRAM コマンドにより明示的保存 設定は消えない

構文

show running-configコマンドの構文は、以下のとおりです。

show running-config

省略形の例は、show runです。

利用例

show running-configコマンドの利用例は、以下のとおりです。

Cisco# show running-config

Building configuration...

Current configuration : 1377 bytes
!
version 12.2
no service pad
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log datetime msec
no service password-encrypsion
!
hostname Cisco
!
途中省略

line con 0

line vty 5 15
!
end

上記のように、現状動作中の設定が参照できます。

利用可能なモード

  • 特権EXECモード

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