show lldp neighbors

CiscoルータやCatalystのshow lldp neighborsコマンドについて、構文や表示された結果の見方を表示例交えて説明しています。

説明

 show lldp neighborsコマンドにより、LLDPで受信した隣接装置の情報を表示出来ます。

構文

 show lldp neighborsコマンドの構文は以下の通りです。

show lldp neighbors

表示例

 show lldp neighborsの表示例は以下の通りです

Cisco# show lldp neighbors
Capability codes:
(R) Router, (B) Bridge, (T) Telephone, (C) DOCSIS Cable Device
(W) WLAN Access Point, (P) Repeater, (S) Station, (O) Other
 
Device ID Local Intf Hold-time Capability Port ID
RouterA   Gi0/0      110       R          Gi0/0
SwitchB   Gi0/1      100       S I        Gi0/24
 
Total entries displayed: 2

 それぞれの項目の意味は以下の通りです。

【show cdp neighbors表示結果の見方】
項目 意味
Device ID 隣接装置のホスト名
Local Intf 隣接装置に接続する自身のインターフェース
Hold-time 受信した情報を覚えておく時間(秒)
Capability ルータ、スイッチ等の区分
Port ID 隣接装置が自身に接続するインターフェース

 LLDPはデフォルトで30秒に1回送信され、受信した側はデフォルトで120秒覚えています。

 Hold-timeはその残り時間を示します。例えばLLDPを受信してから10秒経っていれば110と表示されます。

利用可能なモード

・特権EXECモード

関連ページ

・設定編「CDPとLLDPの設定

 CatalystでCDPやLLDPを有効・無効にする方法、隣接装置の情報を参照する方法等を説明しています。

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