show cdp neighbors

CiscoルータやCatalystのshow cdp neighborsコマンドについて、構文や表示された結果の見方を表示例交えて説明しています。

説明

 show cdp neighborsコマンドにより、CDPで受信した隣接装置の情報を表示出来ます。

構文

 show cdp neighborsコマンドの構文は以下の通りです。

show cdp neighbors

表示例

 show cdp neighborsの表示例は以下の通りです

Cisco# show cdp neighbors
Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge
                  S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater, p - Phone,
                  D - Remote, C - CVTA, M - Two-port Mac Relay
				  
Device ID Local Intrfce Holdtme Capability Platform Port ID
RouterA    Gig 0/0       130     R         2951     Gig 0/0
SwitchB    Gig 0/1       150     S I       WS-C2960 Gig 0/24

 それぞれの項目の意味は以下の通りです。

【show cdp neighbors表示結果の見方】
項目 意味
Device ID 隣接装置のホスト名
Local Intrfce 隣接装置に接続する自身のインターフェース
Holdtme 受信した情報を覚えておく時間(秒)
Capability ルータ、スイッチ等の区分
Platform 製品種別
Port ID 隣接装置が自身に接続するインターフェース

 CDPはデフォルトで60秒に1回送信され、受信した側はデフォルトで180秒覚えています。

 Holdtmeはその残り時間を示します。例えばCDPを受信してから20秒経っていれば160と表示されます。

利用可能なモード

・特権EXECモード

関連ページ

・設定編「CDPとLLDPの設定

 CatalystでCDPやLLDPを有効・無効にする方法、隣接装置の情報を参照する方法等を説明しています。

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