router rip

CiscoルータやCatalystのrouter ripコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。

説明

 router ripコマンドによりルータコンフィギュレーションモードに移行します。

ルータコンフィギュレーションモード(RIP)の説明

 router ripコマンドはRIPを動作させる時に使いますが、実際にRIPを動作させるためにはIPv4ルーティングが有効になっており、インターフェースにIPアドレス等が設定されている必要があります。

構文

 router ripコマンドの構文は以下の通りです。

router rip

設定例

 router ripの設定は以下の通りです。

Cisco(config)# router rip
Cisco(config-router)#

 プロンプトがconfig-routerを含んだものに変わり、ルータコンフィギュレーションモードに移行します。

 この後、RIPを利用するネットワークを設定します。

利用可能なモード

・グローバルコンフィギュレーションモード

削除

 RIPを無効にする設定は以下の通りです。

Cisco(config)# no router rip
Cisco(config)#

関連ページ

・設定編「RIPの設定

 CatalystでRIPを有効にする設定やホップ数の調整、経路のフィルタリングや再配布、アドレス集約等の設定について説明しています。

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