ip routing

CiscoルータやCatalystのip routingコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。

説明

 ip routingコマンドによりIPv4をルーティング出来るようになります。

ルーティングの説明

構文

 ip routingコマンドの構文は以下の通りです。

ip routing

 Ciscoルータはデフォルトで有効です。

 Catalystではデフォルトで無効なため、ルーティングするために有効にする必要がありますが、Catalyst6500等シャーシ型の一部はデフォルトで有効です。

設定例

 IPv4ルーティングを有効にする設定は以下の通りです。

Cisco(config)# ip routing
Cisco(config)#

 上記設定後、インターフェースにIPアドレスやサブネットマスクを設定する事でルーティング可能になります。

利用可能なモード

・グローバルコンフィギュレーションモード

削除

 IPv4ルーティングを無効にする設定は以下の通りです。

Cisco(config)# no ip routing
Cisco(config)#

 Catalyst6500では無効に出来ませんが、インターフェースにIPアドレスを割り当てなければルーティングはしません。

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