ip dhcp snooping

Catalystのip dhcp snoopingコマンドについて、構文や使い方を設定例交えて説明しています。

説明

 ip dhcp snoopingコマンドはDHCPスヌーピング機能を有効にするコマンドです。

 DHCPスヌーピング機能を利用すると、不正に固定で割り当てたIPアドレスを持つパソコンが通信する事を防ぐ事が出来ます。又、管理外や不正なDHCPサーバーが間違ってIPアドレスを割り当てる事も防ぐ事が可能です。

DHCPスヌーピングの説明

 DHCPスヌーピング機能により、運用の向上や簡易的なセキュリティの確保が出来ます。

構文

 ip dhcp snoopingコマンドの構文は以下の通りです。

ip dhcp snooping

 デフォルトは無効になっています。

設定例

 DHCPスヌーピングを有効にする設定は以下の通りです。

Cisco(config)# ip dhcp snooping
Cisco(config)#

 この後、DHCPスヌーピングを有効にするVLANや信頼出来るインターフェースの設定をする必要があります。

利用可能なモード

・グローバルコンフィギュレーションモード

削除

 ip dhcp snoopingの設定を削除するコマンドは以下の通りです。

Cisco(config-if)# no ip dhcp snooping
Cisco(config)#

 上記によりDHCPスヌーピング機能が無効になります。

関連ページ

・設定編「DHCPスヌーピングの設定

 CatalystのDHCPスヌーピング機能関連について説明しています。DHCPスヌーピングの設定だけでなく、確認方法やオプション82の設定についても説明しています。

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